Nitobe Memorial Nakano General Hospital

当院における骨粗鬆症リエゾンサービスでは、大腿骨近位部骨折で入院・手術加療をした方を対象に、骨粗鬆症治療を開始し、医師と看護師だけでなく、薬剤師や理学療法士、管理栄養士、社会福祉士など様々な職種が連携し、包括的に診療し、骨粗鬆症治療を継続することで二次骨折を予防していく取り組みです。2022年度診療報酬改定で、大腿骨近位部骨折の患者さんに対して、骨粗鬆症の予防と治療ガイドラインに沿って継続的に骨粗鬆症の評価や治療等を実施した場合の評価が新設されたため、当院では2022年11月より二次骨折予防継続管理料の算定要件を満たし、地方厚生局に届け出を行っており、入院および外来治療でも二次骨折予防の取り組みを行っております。ただ当院は急性期病院という性質上、入院・手術加療した方すべてを外来治療することは困難であり、近隣の先生方と骨粗鬆症治療を継続してまいります。