Nadogaya Hospital
我々のOLS「柏方式」の特徴は、全身の脆弱性骨折に対応する、幾多の急性期病院において運用と継続が可能な(汎用性を持たせた)、多面的な機能（多職種による薬物・運動・栄養療法・医療連携等)を有する骨粗鬆症リエゾンサービスである。40歳以上の骨折入院患者をガイドラインに準じて全例評価し、治療該当患者の主治医に個別の骨折リスク要因と薬物推奨レベルが記載された薬物治療計画書を用い治療を提言するという方法を用いて、骨折後の薬物治療率を９0％以上にまで可能とした。また独自の骨折予防パンフレットを用い多職種による専門的指導を行なっている。骨粗鬆症専門外来を有し骨粗鬆症二次検診を行うとともに、健診・人間ドックでの一次検診も行なっている。全てのデータは適切なデータベースで管理され、各職種の分析・評価とともに病院年報として公開しており、更に全国レベルのデータ管理システムにも登録している。
